先天性痴呆ゲーム
このところ、興味本位でとあるオンラインゲームをやっています。そのゲームの中では、自分の動かすキャラクターが成長したり、経験が増えるとレベル数が
上がったりします。レベルが上がると、そのレベルに達してこそ使える技を取得できたりして、そういう時は「○○の技を覚えました」と表示されます。
最近そのゲームをしながら、時々おかしな妄想をしてしまいます。
それは、レベルアップした時に「○○を覚えました」ではなくて、「○○の技を忘れました」とか「最近耳が遠くなってきました」とか出たらどうなるだろ
う?ということです。そんな不毛なゲームを作って欲しいような欲しくないような・・・。
現実の生活の中で考えてみても、老化として五感が遠のいていく事だけではなく、例えば、子供が転んでも泣かずに1人で立ち上がれるようになった時に、
「自立の技を覚えました。っていうか、甘えの術を卒業しました。っていうか忘れました。もう天然では甘えられません。覚悟!」とか。
芸事に「初心」は大切な訳ですが、初めて笛を吹いた時と同じになるのは無理があるかも。唯一、今直面している新しい課題に対してのみ、初々しく吹いてい
ける気がします。
心の声1「わかってんならゲームにはまってる場合じゃないぞコラ!」
心の声2「すみません、ゲームより芸のレベル上げますぅ。」