春の屋外コンサートも終わり、ほっとしたところです。屋外での演奏は屋内での時よりもいろいろ

な面でハンデが多いので演奏という集中力を要する作業を数十分続けるのは以外と大変です。

それでもお客さんと同じ景色を見て、同じ風を受けて「ちょっと寒いですかね」などと言いながら時を過ご

すせいか、ホールとはまた違った味わいがあるように思います。



とはいえハプニングは数知れず・・・

今日は今まで経験した、見た、知り合いからきいた屋外ハプニングをご紹介します。



楽譜が飛ぶ:日常茶飯事、めんどうなのでソロの場合は暗譜でがんばります

譜面台が飛ぶ:薪能の前夜祭で私たちの前の琵琶奏者の譜面台が真上にジャンプ、キケンです

ゴーン:お寺で演奏中に参拝客のお参りの音

刺される:夏は笛を吹いてると蚊がよってきます

塞いでないのに水滴で指穴が塞がる:夏の蓼科スキー場、夜露でコンサートはビショビショ

上から鳩の群が舞い降りる:びっくりして笛の音がひっくり返りそうでした

吠えられる:吹きながら歩くパフォーマンス中、あちらのほうで共演者が犬に吠えられた

日が暮れる:だんだん楽譜が読めない暗さになることを誰も計算してなかったとき

邪魔者:夜の演奏会、ライトをあてた楽譜に巨大な蛾が張り付いて読めない(聞いた話)

極めつけ:寒い夜、照明で暖まった袴の上をゴキブリが・・・
    
      幸い奏者の方は気付かないまま好演に終わりました


ちなみに先日のコンサートは、風と寒さで冷えるのでホカロン7個を体中に貼りました。
屋外演奏ハプニング集
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